プレスリリース ソーラーシェアリング+農作物(新品種アシタバ)について。

東京大学大学院理学系研究科アシタバ共同研究

 

高収益が20年間にわたり安定的に保証される太陽光発電の売電と、農作物(高品質アシタバ)収穫が

同時にでき、雇用創出と農業地域経済の活性化に繋がります。

土浦市で東京大学による実証研究(ソーラーシェアリングとアシタバ栽培)が行われています。

 

(農業地域の問題点 農村・農業地域が抱えている課題、現状)

畑作、稲作における低収入、低収益、長時間労働が経済的低迷を引き起こし、労働力確保不可となり、そして後継者が居なくなり、耕作放棄地が発生しています。またアパート経営をしたとしても、地目が宅地となり、納税猶予が出来ず重税となり、結局土地を処分しなければならないのが現状です。

 

 

そこでソーラーシェアリング+農作物(新品種あしたば)栽培が提案されています。

地主は自らソーラーパネルを設置する事により、太陽光発電の売電収入を得る事ができます。又は空中をソーラーパネル発電事業者に貸出して賃料を得る事もできます。この場合、地目:農地は変更されないので、納税猶予ができます。

地主がアシタバ栽培管理を行なう事で高収益を得る事ができます。アシタバ栽培は高収入なので、作業人員を雇用する事ができ、地主は栽培規模を拡大する事が可能となります。後継者問題も解決します。

これにより、耕作放棄地の解消と農業地域の経済活性化に繋がります。

 

この方法を行なう為には農地の一時転用の手続きが必要であり、農地転用が許可されないとソーラー設置ができません。許可申請には「知見を有する者の意見書」が必要です。

東京大学によるソーラーパネルの下でのアシタバのCO₂吸収能力実証研究は、そのデータを農業委員会へ「知見を有する者の意見書」として提出し、農地転用手続きを行なう事に利用出来ます。

その為に土浦市荒川沖に「ソーラーシェアリング+農作物:新品種あしたば」圃場を設置し、東京大学が実証研究を行なっています。

 

「新品種あしたば」は半日陰による栽培の方が生育が良好で多収穫となり、ストレスが少なくなりCO₂吸収能力が大となります。かつ、パネルの下を冷やすことで発電効率をアップさせます。

筑波大学では新品種あしたばの機能性研究がなされ、成果をあげています。

 

以上の様に東京大学の実証研究の成果により、農地転用が許可され、ソーラーシェアリングの設置ができます。これにより太陽光発電の売電収入と、農作物(アシタバ)栽培収入が確保され、高収入が達成される事で、農業地域の経済活性化に繋がります。

 

 

 

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