トマピーF1について(NPO法人ボイス社に譲渡しました)
*注意点草のボリュームが大きくなり、一株の果重総量も大変重いので、丈夫な支柱としっかりとした誘引が必要である。
トマピーF1栽培体系
作 型
耕種概要
1)畝立概要(5.4Mハウス略図、株間40cm×3列)
3)仕立て方法~4本仕立て(下葉摘葉)後放任、適時間引き、側枝2節摘芯
*野菜園芸技術 2003.9号より抜粋
4)摘果~4番花迄除去、変形果は随時摘果
肥培管理
1)施肥設計 上図参照
2)温度管理 茎葉成長 12℃以上、着花適温 20℃
15℃以下では正常な着花は望めない
高温期には寒冷紗等で遮光し温度低下に努める
3)灌水管理 過乾過湿を避ける
病害虫防除
施設~防虫ネット設備(側窓、出入り口)
*(社)農山漁村文化協会 発行の“新特産シリーズ”
カラーピーマン P.146~149参照
障害果対策
・変形果
・日焼け果
・ラスセッティング
・ピッティング
・尻腐れ病
・ひび割れ果
*(社)農山漁村文化協会 発行の“新特産シリーズ” カラーピーマン P.150~151参照
収穫時の注意
果実は完全着色後収穫。
*過熟果は果肉が透けて粒状の模様が見られるようになる
5)次々と連続して着果する
6)先端枝でも果実があまり小さくなることもなく長期間にわたり栽培できる
7)多収穫が期待できる
8)へそが閉じていて、ヘタ腐れ病にかかりにくく、タバコモザイク病に免疫がある
9)パイプや雨よけハウスなど小規模ハウスでも作り易い
(参考:オランダパプリカ等の大果パプリカは、一般的には大型施設だけで栽培されている)